人は様々な経験を通して学び成長する存在であり、私達一人ひとりが成長した結果として今日の社会があります。企業もまた、人の成長が結実した姿です。従って盛衰の最も重要な鍵は人がどのように成長したかにあるはずです。１９９２年、大手広告代理店の企業教育事業のトレーナーとして、数多くの企業様の社員教育に携わって参りましたが、「社会や企業において、人が正しく成長せねばならない」という至極当然な結論に至りました。

現代日本の社会は心底満足できるものになっているでしょうか。企業の中で人は自由に個性を発揮出来ているでしょうか。お互いを敬い、集団に所属した喜びを感じ活動しているでしょうか。その答えは残念ながら十分なものではありません。そういった現実に問題意識を持って、２０１０年１月、地元大阪で合同会社グロウイング＆コミュニケーションコーチング協会（以下、ＧＣＣＡと略す）を設立致しました。

人の正しい成長の姿を以下のように定義しています。「自分の行いに責任を持ち、周囲の人を敬い、集団の中で存分に個性を発揮しながら、他者の考えを十分に聴き、その上で自由に自分の考えを述べることが出来る」。そのためには、子どもを育む親や先生、後輩を育む先輩、部下を育む管理者、そんな全ての人が「人の正しい成長」について考え意識し行動しなくてはいけません。それは育む人が正しく成長することを意味しています。相互に成長する、つまり『共育』の実現です。育む人が「コミュニケーション力」を持ち、「人の心理や発達」に精通し、実践して頂くことが私共ＧＣＣＡの使命です。皆様の回りの大切な人が「正しく成長する」ことを追究し続けることを宣言致します。どうぞよろしくお願い申し上げます。