LLCグロウイング&コミュニケーションコーチング協会

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共感するって難しい?

四つ目の「共感する力」ですが、その前に、最近テレビでよく見かける脳科学者の中野信子さんのお話を紹介します。『人間の二階の脳(前頭前野)には、知能をつかさどる領域と共感力をつかさどる領域の両方があって、人は知能よりも共感力に重点をおく傾向が強いようです。何故か。人類は他の動物と違い、武器となる肉体的な強みがないため、群れを作って生き延びた。つまり共感力という武器を進化させてきた。共感力は人類の最終兵器であり、無意識的にその重要性を知っているので、共感力の方に重きを置いて評価するような価値観を育ててきたのではないか』。確かに、頭の良さそうな人がいくら正論を力説しても、人を大事にする人かどうかで、その人を評価していますね。(余談;コロナ禍で登場した様々なリーダーの言動に対する顕著な国民の反応もそうですね)。
さて本論に戻ります。共感するということは他者のために自分を犠牲にすることではありません。子供自身が自分の望みが分からぬままに人を喜ばせるだけの人間にはなって欲しくありません。人はそれぞれ独立した個人であり、同時に相互に影響し合う存在です。常日頃の先生の子供に対する思いやりが共感する力を教えることになります。また、子供によくみられる自己中心的な態度を必要以上に大きく考えないことです。子供のわがままは当たり前ですし、人は生まれつき自己中心的な存在です。子供の発達過程は紆余曲折、二歩進んで一歩後退します。つまり成長は「生まれながらの自己中心的な傾向を乗り越える能力を育てること」なのです。(続きは次回)