LLCグロウイング&コミュニケーションコーチング協会

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リーダーについて考える(その3)リーダーシップ発揮の肝は?

昨日は、リーダーシップの本質とは何かについて掲載しましたが、今日は、リーダーシップを発揮する上で、「コミュニケーション&コーチング・スキル」を身に付けることの有効性について、述べたいと思います。
リーダーシップの本質は、集団が目指す方向に、誰かが(リーダーが一般的だが、必ずしもリーダーだけではない)成員(メンバー)に働きかけ、その結果、それぞれが自発的に目指す状態を実現するために、個性や持ち味をいかんなく発揮する状態になっていること、でした。
別の言い方をすれば、メンバー一人ひとりが誰かの働きかけを受信して、集団が目指す状態を実現するために自分は何が出来るかを考え、主体的に行動しようと動機付いている(モチベーションがある)ということです。

メンバーが動機付くために重要なこととして、集団が目指す方向や達成したい目標そのものに魅力があるかということが先ずあげられます。
目指す方向を誰かが皆に提案する場合とメンバー全員が話し合って決める場合とがありますが、いずれの場合でもメンバー一人ひとりの気持ちや意思を確認することが重要です。
誰かが実現したいことをメンバーに対して押し付けたような場合に、メンバーが動機づくかどうかは分かりません。
従って、リーダーシップを発揮する人は、全体で充分話し合われる場を設け、メンバーの意見や意思・感情等を十分に「傾聴」出来なくてはいけません。
活発に意見を述べないメンバーに対しては、考えを引き出すために「効果的な質問」をする必要があるでしょう。
更に、メンバーの意見の内容に関わらず、メンバーを「尊重・重視」する姿勢が求められます。
そして、メンバーの述べる意見を「承認」する能力が求められます。

様々な考え方や価値観が混在しているのが集団です。従って、全員の考えを統合することには困難を伴いますが、リーダーシップを発揮する人は「傾聴」「質問」「承認」「重視」といったコーチング能力を駆使して合意形成することに全力を注がねばなりません。その結果として決定した結論は、あるメンバーにとっては自分の考えと異なるものだったかも知れませんが、充分に意見を述べ、考えを十分に聴いてくれることに満足感を覚え、全員で決定した目標として捉えることが出来ます。その場合には、目標達成に向けて動機付く可能性が高まります。

決定した「目指す状態」は特定の人が決めたのではなく、メンバー全員で話し合って決めたものですから、次は実現するための手段の話し合いの段階に進むことが出来ます。
役割の分担等の話し合いには、個々のメンバーの強みや持っている資源の確認行い、目標達成のために、それらを率先して提供してくれる状況をつくらねばなりません。
その後、目標に向かっての取り組みが始まるわけです。
その段階では、メンバー個々の自発的な取組みが求められることは言うまでもありません。
その段階での、コミュニケーション&コーチングスキルの発揮については次回にさせて頂きます。