LLCグロウイング&コミュニケーションコーチング協会

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勤勉ばんざい!

例年にないほどの豪雨に襲われている日本列島ですが、今日は雨一休みの日曜日になりました。
気候という言葉は、二十四節季の「気」と七十二候の「候」から生まれたとか。今日6月26日から7月1日頃までが十節季の「夏至」で二十九候は「菖蒲華(あやめはなさく)」です。菖蒲(あやめ)のイメージはしとしと降る雨で一層薄紫色が映え鬱々とした季節を一時愛でる季節へと変えてくれるというものです。いしかし、今年は例年にないほどの雨量が一つの地域に集中し、予想以上の被害をもたらす豪雨雷雨となって列島を襲っています。
今日は幸い一休みの日曜日になりましたが、被害に遭われた皆さんはそれどころではありませんね。お見舞い申し上げます。

話題は変わりますが、よく岡村さんは自由人ですねって言われることが多くなりました。元々が好き勝手に生きてきましたから、自由人だと思っているのですが、最近言われるのは自由な時間を多く持っていると言うことを言わんとされているのでしょう。
しかし、数年前までは、仕事が最優先で明けても暮れても仕事仕事の日々でしたが、決して悔やんだことはありませんでした。寧ろ、仕事を通して、人と出会い様々なことを経験できたことを有難く思っています。
かつて欧米人が「ワーカーホリック」と言う表現で高度成長期の日本の労働者を揶揄しましたが、全くもって失礼な表現ですし、その言葉は大嫌いな言葉です。
だいたい中毒と言う言葉にろくなものはなく、アルコール中毒、ニコチン中毒、麻薬中毒等々、その言葉から受ける悪いイメージを働く人に対して使うのは狂気の沙汰ですね。仕事中毒という言葉ほど、侮辱にまみれた言葉はありません。大嫌いな所以です。人は働かねばいけません。社会のために。人が働くということは欲求を満たそうとする行為なのですから。社会は仕事をする人によって成り立ってきましたし、豊かになることも出来ました。勤勉は社会貢献そのものなのですから。
寧ろ、ろくに仕事もせず休む権利だけを主張する人や中途半端な仕事でお茶を濁すような腑弱な人を生み出す社会を作ってはいけないと思います。日々の激務をこなし、寧ろそれを楽しむかのような生き方をすることがあって初めてその人らしい余暇を楽しめるはずです。人生を謳歌するとはそのような生き方なのです。
(※私は「仕事」を会社勤め等何らかの職業を持つことだけとは定義していません。家庭の主婦も学生が勉強するのも全て仕事と捉えています)

ニーチェは「ツァラトゥストラかく語りき」の中で、『君たち、激務を愛し、速いもの、新奇なもの、珍妙なものを好むすべての者たち-、君たちは、自分自身をどうしていいのかわからないのだ。君たちの勤勉は逃避であり、自分を忘れようとする意志にすぎない。』
というようなことを言っています。
私はニーチェが嫌いなわけではありませんし学ぶことも多いのですが、彼の仕事に対するこの偏狭な思想だけは受け入れることが出来ません。私達日本人の勤勉こそ、人間らしいのであって、勤勉であることをあたかも否定する人こそが、人間社会を怠惰なものにしていく巣窟であると確信しています。
勤勉であるからこそ、地震や豪雨災害から再起出来るです。
勤勉大いに結構、勤勉頑張れ、勤勉万歳。