LLCグロウイング&コミュニケーションコーチング協会

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生き方(ライフスタイル)を考える①

自分の求めている(きた)生き方(=ライフスタイル)は何であったのか。
父親や祖父達(第一世代)は敗戦のどん底から脱出するために必死に生活し、私達を守ってきた。その生き方を敬うべきであろう。
そして第二世代である私達は第一世代のバトンを引き継いでどのような生き方をすべきなのかを真剣に考えねばならない。単なる生活の安定だけを求める生き方では、あまりにも第一世代に対して申し訳ない。然らば何を追求するべきか。
答えは『精神的な高みを目指した生き方』である。精神的高みとは、人同士が互いに正しく成長しあえる関係を構築する社会を実現することであり、社会のために生きることである。そして、それを第三世代に繋いでいくような生き方であろう。

かく言う私自身の過去を振り返ると大口は叩けない。叩けないからこそ、そんな思いを強く持っている。

例えば、富や地位や生活の安定だけを獲得しようとする生き方は自分のことだけを考えた生き方であり、現状満足の世界に浸った生き方である。
人の本質的満足は、きっともっと別のところにあるはずだ。勿論、「恒産無き者は恒心無し」であるから、生活しうる状態の獲得や維持への欲求は誰しも持っている。しかし、そこで生きる生き方に止まってはならないのだ。精神的な高みを目指し、それを次世代に繋いでいくために、自分達世代は何をなさねばいけないのかを追究し続けなければいけない。
そういった生き方をするために、自分のライフスタイルを見詰め、必要とあれば変革させねばならない。
具体的には、生きる目的を「自分だけのため」から更に外へ外へと空間軸を押し広げ、描く時間軸を自分達世代を超えて想像を巡らせ、社会との関係の中で生きる目的を発見する。そこから今の生き方をじっくり観察した時にこれからの生き方(ライフスタイル)をどのように変革させねばならないか、がみえてくるはずである。
これらは、自分自身の人生観や生活観、人間観を見つめ直すことに他ならない。

そうしなければこの社会はあまりにもあっけなく自滅する懸念がある。
自分の食べ物さえあれば、住む家さえあれば、お金さえあれば、という生き方は愚かである。その愚かさに気付かないことは更に愚かである。私達はそんな究極の愚かさと決別しなければならない。
決別するために、自分の生き方(ライフスタイル)を見詰めてみませんか。